ようやく長かった夏も終わり、秋の気配を感じます。
今年は梅雨明けも早く、記録的な暑さが続きました。
さらに夏の終わりには大きな台風が複数回、
大きな地震もあり、多くの方が被害にみまわれました。
秋の訪れとともに、暑さや災害に耐え頑張ってきた体と心が、
そろそろ悲鳴を上げているようです。
身体がだるい、朝スッキリ起きれない、
めまいや耳鳴り、頭痛などの不定愁訴が続く。。。
夏の疲れを引きずっているのは、崩れた身体のバランスがまだ回復しきっていない証拠。
症状を長引かせないためにも、考えられる原因を取り除いて
疲れた心と身体を立て直しましょう。
【 秋疲れの原因は? 】
● 夏の暑さで食事がすすまず、麺類や菓子パンなどで過ごしてしまう事も多かったのでは?
そのような食事が続けばたんぱく質やビタミンなどの栄養素が不足し、スタミナ不足で体力は続きません。
● 冷たい物を飲みすぎたり食べ過ぎでたりすると、体内を冷やして栄養の消化吸収機能が低下し、
食欲不振・下痢・胃もたれなどの症状につながってしまうことも。
● 長雨、台風による気圧変化などで、頭痛、めまい、だるさ、肩こりなどの体調不良を感じる人も多いようです。
● 夏のあいだエアコンの効いた室内で過ごしたり、暑い屋外に出たりを繰り返した身体は、
微妙な温度調節が苦手になってしまいます。そうした状態で、一日の気温差が激しい初秋を迎えると、
体温を調節する機能が疲れ、自律神経が乱れて体調不良を引き起こします。
● 今年の夏は一日中冷房を入れていた方も多いと思います。知らないうちにカラダが冷え、
肩こり、腰痛、ムクミ、だるさにつながります。
【 秋疲れの解消法は? 】
<食事編>
■ 疲労回復効果のあるビタミンB1をとる。
豚肉、うなぎ、レバーなど、スタミナのつきそうな食材に多く含まれるビタミンB1ですが、
実は豆腐や納豆といった大豆製品、のりやわかめなどの海藻類にも多く含まれます。
胃腸が弱っているときは、無理をせず、豆腐や海藻類などさっぱりしたものをいただきましょう。
■ すっぱいものを食べる。
クエン酸、酢酸は疲労物質の原因である乳酸を取り除いてくれます。かんきつ類、酢、梅干しなど
酸味のあるものに多く含まれています。暑さで消耗したビタミンCも補給でき一石二鳥。
■ 温かい食べ物を食べる。
外はまだ暑くても、冷房によりカラダの芯は冷えています。冷えは血行を悪くし、
ダルさの原因に。冷たいものは控えめにし、なるべく温かい飲み物や食べ物を選ぶようにしましょう。
<生活編>
■ 温かいお風呂に入る
夏場はシャワーで済ませがちですが、血流が悪くなり疲労が残る原因になります。
ぬるめの湯船にゆっくりつかってしっかり温まりましょう。温かいお湯に入って、
冷たいシャワーを浴びるという温冷療法も自律神経の調整にはお勧めです。
■ 睡眠を十分にとる
熱帯夜で寝苦しかったり、冷房の効きすぎで、寒くて目が覚めてしまったりと、
睡眠不足の状態が続いていませんでしたか?質の悪い眠りは疲れをためてしまいます。
涼しくなってきたときこそ、充分に睡眠時間をとり、カラダを休めましょう。
■ 体をあたためる服装をする
日中はまだまだ暑いため、夏と同じような露出の高い服装をすることが多いのですが
朝晩はかなり気温が下がってきますので体が冷えないように衣服にも気を配る必要があります。
朝夕のために羽織れるものを一枚用意しておくといいですね。
■ 軽い運動をする
軽い運動をすることで代謝も良くなり、疲労物質の排泄を促します。
ゆっくり運動することで体の毛細血管にも血液が行き届きやすくなるので、
体が活性化して疲れも取れます。朝か夕方にウォーキングを30分程度でOKです
買い物や通勤時に遠回りして歩く事も心掛けるようにしましょう。
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