いよいよ夏休みも終わり。
息苦しいような暑さも終盤を迎え、
朝晩は少しずつ過ごしやすくなってきています。
たまたま最近、数名の方にご相談を受けたのが
「遠近両用コンタクトレンズ」について。
実は半年前から愛用しています。
超がつくほどド近眼な私は、眼の老化はそれほど意識することなく過ごしてきました。
普通に本も読めるし、携帯の文字を大きくすることもありませんでした。
それでもPCを長時間すると眼が疲れるし、
まつ毛パーマの施術が苦しくなってきました。
丁度、使っていたコンタクトレンズが無くなってきたため
眼科に行って相談してみました。
確かに矯正するほどの老眼ではないけれども、
一度、遠近両用コンタクトレンズを試してみようということになりました。
遠近両用コンタクトの仕組みは、以下のようなものだそうです。
一枚のレンズに、遠くを見る度数と近くを見る度数が同じ場所に重なって入っています。
装用者は遠くと近くの像を同時に網膜の中に結び、脳の中でそのうちの見たい方を選択してみることになります。
人は、無意識のうちに見たいものを脳の中で選択しています。
たとえば、網戸を通して木を見ている時などがそうです。
このとき人の網膜には、網戸と木の両方の像が同時に映し出されています。
しかし人が実際に「見ている」と実感できるのはそのうち一つだけです。
網膜というスクリーンに像を移し、それを脳が認識して初めて、人はものを見ることができるのです。
遠近両用レンズは、この目と脳の仕組みをうまく利用して作られています。
装用者は同時視型の遠近レンズを介して遠くと近くのものを同時に見、
そのうちから見たい方を無意識のうちに選んで見ることになります。
ただし、遠くから近く、近くから遠くに素早く視点を移動させた時に、
ピントが合うまでに少しタイムラグ(遅延)が生じます。
また、同じ場所に遠近の度数が重なっては入っているので、
遠くを見る際に多少近くの度数が影響する場合があるとのこと。
この事が気にならない人はとても快適に使用できるし、
気になる人はいつまでたっても慣れないとの事。
私は違和感なく使えていますし、
今までのコンタクトに変えるとかなり疲れるので、
遠近両用が合っているのかなと思っています。
何より老眼鏡をかけたり、対象物を目から離してみる必要がないのが
良いですよね。
ご興味ある方は、是非眼科で相談してみて下さい。
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